ラーメン麺と切刃:極細から極太までの完璧なバランス

2024 9月 27

 

麺の切刃

Ramen Insight

 

 

ラーメンの麺の太さは、そのラーメンの特徴や食感を大きく左右する要素です。麺の太さによって、スープとの絡み方や喉越し、噛み応えが変わるため、ラーメン店では独自のレシピに合わせて麺の太さを選んでいます。

 

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麺の太さとスープの絡み方の関係

細麺はスープを素早く吸収し、あっさりとしたスープに適しています。一方、太麺は濃厚なスープとの相性が良く、しっかりとスープを絡め取ります。細麺は柔らかく滑らかな食感が特徴ですが、太麺は噛み応えがあり満足感を与えます。ラーメン店では、提供するスープの種類やラーメンのスタイルに応じて麺の厚さを選ぶため、同じ店で異なる種類の麺を使うこともよくあります。

 

  •  細麺: 切り刃番号#28 - #26

    一般的に九州地方の博多ラーメンなどで使用されることが多く、スープとの絡みが良いのが特徴で、調理時間は、45秒以内です。九州地方の博多ラーメンは、加水率が低い、ザラザラとした食感です。

  • 中細麺: 切り刃番号 #24

    全国的に一般的な太さで、多くのラーメン店で使われています。バランスの良い食感とスープの持ち上げやすさが魅力です。塩ラーメンに適しています。

  • 中太麺: 切り刃番号 #22 - #20

    東京ラーメンや横浜家系ラーメンでよく使用され、噛み応えのある食感が特徴です。#22は醤油ラーメンに、#20は味噌ラーメンに適しています。

  • 太麺: 切り刃番号 #18 - #14

    つけ麺や二郎系ラーメンなどの豚骨べースのラーメンで好まれることが多いです。スープがよく絡み、食べ応えがあるため、濃厚なスープとの相性が抜群です。